2013年5月28日(火)
「公務員試験のための面接対策講座」を実施しました
5月22日(水)に、2013年度の第1回目となる「公務員試験のための面接対策講座」を実施しました。
この講座は、主として、警察官や消防官を目指す学生をターゲットに、模擬面接の実施を目的として毎年開講しています。
とりわけ、奈良県警のOBであり、法学部の特定教授である松岡先生による直接の指導も受けられるとあって、警察官を目指す学生には好評の講座となっています。
今回の受講生の多くは、警察官採用試験を受験予定の学生でした。
受講生の中には、既に実施された警察官採用試験の1次試験合格者もいました。
この講座は、毎年、法学部が独自で企画・運営している「面接対策講座」です。
有志の法学部教員の指導により、本番さながらの模擬面接が実施されます。
面接時のマナー指導から始まり、面接においてよく聞かれるストレートの質問や少しひねった変化球の質問まで、受講生にとっては、面接に臨む心構えを学ぶ良い経験になるようです。
【熱心に面接時のマナーを指導する松岡先生】
今回は、5限目(16:30~18:00)の予定でしたが、その予定を大幅に超過する20:00頃まで実施しました。熱心に指導する教員とそれに応じようとする受講生の意気込みが伝わってくる面接対策講座でした。
講座の最後には、面接官役の先生からの講評はもちろん、参加していた教員からも、変化球の質問に対して『機転を利かす方法』『柔軟に対応する方法』などのアドバイスのほか、「この講座を通して見事に試験を突破することを願っている」等の激励のメッセージがありました。
【今回の講評をしている面接官役の先生(左)と激励のメッセージを送る飛世学部長(右)】
受講生からは、「反省点に加えて、面接において気をつけなければならない点を再確認できました」、「後日控えている面接に緊張することなく臨めそうです」という声が聞かれました。
ちなみに、この講座では、模擬面接の様子をビデオカメラで録画しています。受講生から要望があれば、録画データを渡すことが可能であり、受講生は面接時の自分の様子を事後にチェックできるように工夫しています。
単に、模擬面接を体験するだけではなく、先生からの講評を踏まえて、自分の反省すべき点を見つけて改善・修正することができるのも本講座の特徴といえます。
全学で実施されている学内の講座に加えて、法学部独自の講座を設けて、一人でも多くの法学部生が自分の夢に近づけるように、最大限のバックアップ体制をとっています。