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2013年1月29日(火)

司法書士として活躍する北浦聖士くん(卒業生)が来訪!

1月28日(金)にキャンパスガイドの撮影のため来学していた、法政策学部卒業生で現在は司法書士として活躍する北浦聖士くんが法学部を訪問してくれました。

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Q 現在のお仕事についてお聞かせください
現在は相続関連の問題を主としてやっています。成年後見と言って、たとえば認知症になってしまった身よりのないお年寄りの財産管理等や、不動産の名義を相続人に変更する相続登記などです。相続は一つとして、全く同じということがありませんので複雑で難しいですが、仕事が完了した時には依頼人の方にとても感謝していただけますので、大変やり甲斐を感じます。

Q どんな学生生活を過ごされていましたか?
法律の仕事に携わりたいということで、帝塚山大学の法政策学部を選びました。2年生のときにエクステンション講座を受け、宅建を受けて合格し、4年生のときに1度目の司法書士の試験を受けましたがうまくいきませんでした。しかし、司法書士の試験のことしか考えていなかったので、就職活動はしませんでした。そして猛勉強を重ねて卒業後の2011年の試験で合格し、その後は事務所で修業させてもらいました。2012年に司法書士として登録し、現在は自宅開業という形なので、将来的には、外に事務所を構えたいですね。

Q 印象に残っている講義などはありますか?
振り返ってみると、エクステンション講座の山口先生の授業が役に立ちました。

Q 今後の抱負をお聞かせください。
立派な司法書士として地元の方々へ貢献したい、という気持ちと自分の能力をもっと高めていければと思っています。将来的には公共政策学を学べる大学院への進学を考えていますので、在学中ゼミでお世話になった松下先生に相談しようかと思っています。

Q 法学部を目指す受験生に一言メッセージをお願いします。
自分を信じることの大切さを伝えたいですね。諦めることは簡単です。大学では、何か一つの目標に対して、本気で努力をしてその努力が実った時の喜びというものは、かけがえのない財産となるので、その喜びを味わってもらいたいですね。


――ありがとうございました。詳細は2013年5月完成予定のキャンパスガイドに譲るとして、今回取材を通して、立派な社会人に育ってくれた、という印象を強く持ちました。

学生時代は「誰よりも図書館で勉強していた」と自負する北浦くん。2年生で宅建に合格し、最終的には立派な司法書士となって社会に貢献しています。こうした卒業生を法学部の教職員一同、誇りに思うとともに、北浦くんのような学生を社会に輩出していくことが本学部の社会的使命であると考えます。

広報課の取材にお邪魔しました

卒業生も今や立派な司法書士

飛世学部長と学部長室で対談

キャンパスガイドの完成をお楽しみに!