第33回 警察官実務講座を開催しました(奈良県警)

法学部では、6月28日（金）に、前期最後の締めくくりとなる、33回目の「警察官実務講座」を開催しました。
今回は、奈良県警の警務部警務課にて主任を務められている現役警察官の方を講師としてお招きしました。

地元の奈良県警による講座とあって、受講している学生たちの雰囲気は、いつもより引き締まっていたように思います。

冒頭、講師の方から自己紹介を含めて、警察官を志望した動機をお聞きすることができました。その後、ご自身の奈良県警での職務経験を基にお話をしていただきました。

まずは、スタートラインである警察学校の様子、そして、最初に配属される交番勤務でのエピソードをお聞きすることができました。特に、交番勤務での「職務質問」や「現行犯逮捕」といった経験のお話には、受講生も真剣に耳を傾けていました。
その後、捜査についても言及され、地道な捜査の重要性や必要性、慣れからくる余裕のこわさなど、現場の生の声を聞くことのできる貴重な機会となりました。

最後に、講師の方からは、警察業務は多岐にわたる大変な仕事であるが、「人を守れる」という魅力があるほか、「実力主義」の世界で努力は報われるなどのメッセージをいただいたほか、試験勉強や職務上にも役立つ「メリハリのつけ方」についても貴重なアドバイスをいただきました。

後期も、警察に関連した講座や授業が盛りだくさんです。
警察官実務講座の開催はもちろんのこと、警察関連の講義も始まります。

《その１》 奈良県警とのコラボ授業
　　「特殊講義（警察組織と警察実務）」

《その２》 奈良県警の要職を歴任された松岡幸司先生が指導される授業
　　「特殊講義（警察実務演習Ｂ）」や「特殊講義（警察研究Ｂ）」

《その３》 警察官の職務と関連する授業
　　「特殊講義（犯罪心理学）」や「特殊講義（トレーニング論Ａ）」

警察官志望の受験生のみなさん、帝塚山大学法学部で一緒に夢を叶えてみませんか？
興味や関心がある‼という受験生の皆さん、

ぜひオープンキャンパスへお越しください！