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2013年2月3日(日)

法学部の12月MVS・末松峻くんと佐藤愁くん、井上綾菜さんのインタビューと合格体験報告会

2月1日(金)に法/法政策学部12月のMVSに輝いた末松峻くんのインタビューが行われました。この日は、京都市交通局に合格した佐藤愁くんと卒業生で大阪府警察に合格した井上綾菜さんとも同席してくれましたので、一緒にインタビューを行いました。インタビューの場所は大学の近くにあるインド料理店「タゴール」さんで行いました。(下の写真は左から飛世学部長、井上さん、佐藤くん、末松くん)

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Q みなさん、この度の公務員採用試験の合格、誠におめでとうございます!
末松くん&佐藤くん&井上さん ありがとうございます!

Q まず、帝塚山大学法学部に進学したきっかけから教えてください。
末松くん 高校ではサッカーをしていたのですが、大学では全く新しい環境に身を置き、新しい友人関係をつくりたいな、と思っていましたので帝塚山大学の法学部を選びました。
佐藤くん 私の場合、実は専門学校に通っていたのですが、警察官になりたいと思い帝塚山の法学部を選びました。当時は法学部を卒業しないと警察官にはなれないと誤解していたこともあったりしたのです。
井上さん 友達が食物栄養学科を受験していたのですが、その友達から帝塚山大学は良い学校だということを聞き、私も受験しました。学校見学の際に入試課の方が優しく丁寧に説明して頂いたことも入学のきっかけとなりました。

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Q 実際に入学してみていかがですか?
末松くん 地方出身の友人がたくさんできた事が嬉しいですね。通学時間が結構かかるので、電車の中で本を読んだり、景色を眺めたりすることも楽しんでいました。
佐藤くん 在籍していた専門学校と比較してしまうのですが、「先生との距離が近い」ことをまず挙げることができます。1、2年生の時は学業にそれほど身を入れてはいなかったのですが、本間先生の小論文クラスを受けてから良い意味で自分を変えることができたような気がします。
井上さん 「先生方との距離が近い」「親しみやすい」ということにつきます。友人もたくさんできて何かと励まされることも多かったですし、卒業してからも教職員の方々をはじめ皆さんから温かく見守っていただけました。

 

 

Q 今回の採用試験についてはどのように対策をされましたか?苦労した点なども併せてお聞かせください。
末松くん 警察官は、3回生頃から意識し始めました。法学部で警察官実務講座が始まるとどう時期に京都府警察の防犯ボランティアも始めました。4回生になって春季試験を受けたのですが、1次の筆記試験も通らず甘く見ていました。しかし、そこからいろいろな先生方に助けてもらい、「やらなあかん!」「警察官になれんかったら恥ずかしい!」と一念発起しました。7月以降、秋季試験までの3ヶ月間は必死で勉強しましたね。
佐藤くん 実は専門学校をやめて大学1、2回生の頃も採用試験は受けていたのですが、うまくいきませんでした。勉強は決して嫌いではなかったので学外の予備校の講座に通ったりして努力を重ねました。警察官採用試験には合格できませんでしたが、社会に貢献できる公務員という職業への切符を手にすることができてホッとしています。
井上さん 入学後、友人が公務員を目指すというので、その影響を受けて講座を受けたりしていました。そうこうしているうちに法学部の名物講座である警察官実務講座が開講され、現職の警察官の方々のお話を聞いているうちに「自分にはこの職業しかない!」と思うようになりました。現役の時は春季で1次合格しましたが、2次で不合格でした。秋季は1次さえパスせず、心が折れそうになりましたが、民間企業に就職してからも「夢を諦めてはいけない」と思い、陰で努力を積み重ねました。仕事の方は、8月いっぱいで退職し、自分を「背水の陣」という状態に追い込んだことが結果的には良かったと思っています。

Q 今後の抱負をお聞かせください。
末松くん 結局は警視庁への就職に決定したのですが、慣れない土地に早く対応し、適応したいですね。また、人として話すことが好きなので、それを活かして公私ともに充実した日々を送りたいです。警察官としては、交通ルール当を守らない人がまだまだ多いと思いますので、勉強しながらそういった人たちを少なくできるようにしていければと思っています。
佐藤くん 学生と違って社会人としてしなければならないことがあると思いますし、それをしなければ、自分が痛い目に遭うと思っています。1日も早く仕事に慣れて、「京都って素敵な街だな」「京都の地下鉄っていいな」と多くの方々に思っていけるような仕事をしたいです。
井上さん 6ヶ月間の警察学校を卒業したら、女性の被害者を少なくするために生活安全部で働きたいと思っていますが、最近は刑事も自分に向いているかもしれないと思うようになりました。とにかく、身体づくりと勉強をしっかりやって、大阪の街から犯罪を減らしたいですね。

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Q 在校生やこれから帝塚山大学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
末松くん 学生生活を思い切り楽しんでほしいと思います。ただし、やらなあかんこともありますので、高校と違って就職や将来のことを真剣に考えて欲しいと思います。学生の間に1年ずつ大人になる準備を積み重ねて、卒業後は恥ずかしくない社会人にならなければいけないと思います。
佐藤くん とにかく学校生活を楽しんで欲しいですね。筆記試験は自分の力で何とかなると思いますが、面接対策としては、日頃から先生方と積極的に話をすることを心掛けて欲しいですね。
井上さん 帝塚山大学は良い意味で高校の延長みたいなところがありますが、それは先生方との距離が近く、勉強から様々な相談事まで応えてくれます。帝塚山大学法学部でぜひ自分の夢を実現して欲しいですね。

--ありがとうございました。
見事採用試験に合格した3人は春から立派な社会人。これから警察官等を目指す後輩たちのためにも帝塚山大学との「絆」を大切にし続けて欲しいと思います。

飛世学部長からは今後の活躍を期待されるとともに、消防官として社会人デビューする木下くんの時のインタビュー同様、「10年後、20年後、社会人として立派に活躍している姿を見せに、機会があったら是非大学を訪ねて欲しい」との言葉がかけられました。

 

IMG_4450.jpg続いて5時限の時間帯に警察官・消防官を中心とする公務員志望者の在校生を集めて合格体験報告会が開催されました。その中で佐藤くんは「面接対策としていろいろな人と話をする、ということが大切です」と語り、井上さんは採用試験の詳細とその対策について身振り手振りを交えながら、そして末松くん自身が行ってきた努力や仕事に対する考え方等について話してくれました。

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3人からの話を聞いた在校生からは「採用試験の準備と本番の試験との違いで戸惑った点について教えてください」「公務員試験と民間企業の面接の違いは何ですか」「体力試験の詳細について教えてください」「今後の抱負についてお聞かせください」等、多くの質問が出ました。

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警視庁と京都府警察にダブル合格の末松くん

3月半ばから京都市交通局に勤務する佐藤くん

卒業後も「警察官になりたい!」という熱い気持ちを持ち続けた井上さん

合格体験報告会終了後には早速、長蛇の列ができました!