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2012年11月19日(月)
第1回消防官実務講座を実施しました
11月16日(金)に法学部にとって記念すべき第1回消防官実務講座を実施しました。警察官実務講座はもうすぐ節目の30回を迎えようとしていますが、近年増え続ける消防官志望の学生の声に応える形で今回の講座が実現しました。
講師として登場したのは、奈良県中和広域消防組合・元橿原消防署長の米田(コメダ)博文氏。今年度前期の「特殊講義(警察研究A)」(担当:松岡幸司教授)においてゲスト公演を行って頂いた方です。
その時の様子はこちら
消防制度の変遷といった歴史的な話に始まり、組織と任務、採用試験、そして消防学校について中身の濃い、非常に参考になるお話がありました。
消防の仕事については、深く知れば知る程、遣り甲斐や面白みが感じられるといった話や、その昔、消火活動でずぶ濡れになった後、近隣住民の方から温かいおにぎりとお茶を頂き、そこで人の温かみを感じ、消防ひと筋を決心した経験談をお話し頂きました。
長年の消防人生に裏打ちされた米田氏の熱い想いはきっと消防官志望の学生たちのハートに響いたことでしょう。参加した教職員にとっても普段聞くことができない貴重な内容でした。
法学部としては、将来、本学卒業生である枚方寝屋川消防組合で活躍する欅田くんや消防官1年生として奈良市消防本部で研鑽を積んでいる村中くんのような人材を社会に輩出するべく、今後とも学部一丸となって学生のバックアップを行う所存です。
法学部初の「消防官実務講座」の実施に飛世学部長も嬉しさを隠せません
「消火のための3要素を知っていますか?」と受講生に発問する米田氏
消防人生ひと筋に裏打ちされた熱意ある語り口の米田氏
地元の消防組合で活動している学生が質問