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2011年6月11日(土)

全国銀行協会による特別講義「都市銀行・地方銀行の特徴と役割」を行いました

法学部/法政策学部では、6月7日(火)に、「金融システム論」(担当:福本葵教授)の講義の枠内で、全国銀行協会から神門隆氏を招き、特別講義「都市銀行・地方銀行の特徴と役割」を行いました。

講義では、銀行業務の規制緩和の状況とそれに伴って必要となる利用者保護のための諸制度の解説から始まり、地域に密着した金融サービス、金融システム安定のための諸施策など、幅広いテーマについてお話いただきました。

本学部では、法学系の学部でありながら、「金融システム論」を開講しています。それは、金融への理解を深めることは、「会社法」や「保険法」の理解を助けることにもなり、また社会で活動する上で必要不可欠な「金融」に関する知識を学修することができるからです。

講師のお話からは、普段の講義で学んでいる金融に関する知識が、実務の現場とどのように関連しているかを具体的に知ることができ、理論と実務との関連性を意識する上でも、学生は多くのことを学ぶことができたのではないでしょうか。また、本学部には将来金融機関で働くことを希望する学生が数多く在籍していますが、これらの学生にとっては、将来に向けての「業界研究」としても、今回の特別講義は非常に有益なものであったことでしょう。

本学部では今後もこのような特別講義を積極的に行うことで、学生が「生きた理論」を学ぶとともに、将来のキャリアプランを考えるきっかけを提供したいと考えています。

多忙の中、特別講義をしていただいた全国銀行協会の神門隆氏