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2011年4月26日(火)

行政実務講座で倉田哲郎氏(箕面市長)にご講演いただきました。

4月25日(月)、「立法政策論」をご担当いただいている元箕面市職員の忽那正(こつなまさし)先生のご協力により、倉田哲郎・箕面市長にお越しいただき「行政実務講座」を実施しました。
 
公共政策学科(*1)で開講されている「立法政策論」は、地方行政の基本が学べるとともに極めて実務的な忽那先生の経験談を聴くことのできる授業で、法政策学部(*2)の中でも人気のある科目です。 

昨年度は、「立法政策論」の授業のゲストスピーカーとして倉田市長にご講演いただきましたが、今年度は「行政実務講座」として(法学部にも)開放したため、この科目の受講生だけではなく、「公務員演習」の受講生など公務員をめざす多くの学生が聴講生として集まり、熱心に倉田市長の講義に聞き入っていました。
 
今回お越しいただいた倉田哲郎市長は、箕島市長当選時、全国最年少(34歳)の市長として全国的に注目され、東日本大震災の復興支援を大阪府下の自治体として一早く始めたり、箕面市まちづくり理念条例を制定する等、様々な施策を積極的に打ち出すフットワークの良さが印象的な方です。

ご講演の中では、道路のカーブミラーの設置や水道料金の値上げ、ゴミの有料化、そして箕面大滝における観光客誘致の課題など、実例を踏まえてわかりやすくお話いただきました。また、公務員をめざす学生に対しては、受験の心構えや公務員に求められる資質についてもお話をしていただきました。当日は「公務員コース」の学生を中心に多くの学生の聴講がありましたが、公務員志望の学生たちにとっては大きな刺激になったのではないでしょうか。
 
このように、法学部では今後も学生の学習意欲を喚起するような学内イベントを積極的に開催し、「きめ細かな教育」を更に追求していきます。今年度はまだ始まったばかりですが、教職員一同、一丸となって教育に取り組んで参ります。 

*1*2:法政策学部や公共政策学科は、法学部法学科への変更前の学部や学科の名称です 

身振り手振りを踏まえた倉田哲郎市長のご講演。箕面Tシャツを着ての熱弁でした。