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2011年1月31日(月)

法学部の1月MVS―灰原良くんのインタビュー

法学部/法政策学部において、1月のMVS(Most Valuable Student)として、法政策学部公共政策学科4年生の灰原良君が選ばれました(表彰式の様子は、法学部HPのニュースをご覧ください)。灰原君は、合気道部で主将として活躍する傍ら、学業にも打ち込み、難関である大阪府警察の採用試験を見事に突破しました。今回はその灰原君に、大学での生活、警察官採用試験へ向けての勉強、今後の抱負についてインタビューしました。

―法政策学部に入学したきっかけは何ですか。
小学生のころから警察官になりたいと考えていました。警察官になるなら、大学で法律を学んだ方がよいと考えました。警察官などの公務員志望者に対するバックアップが充実していることが法政策学部を選んだ決め手でした。

―法政策学部での学生生活はいかがでしたか?
クラブでは合気道部で活動し、勉学の面でも充実した学生生活を送れたと思います。ゼミは中川先生の都市政策のゼミに所属しました。街づくりの点から犯罪の防止も考えられるので、今から思えば勉強になったと思います。

―合気道部では主将を務めながら、3年生で134単位も修得していますよね。
はい。4年生は進路に向けての準備期間に充てようと、3年生までに単位をそろえようと思いました。そのために、授業にはきちんと出るように心がけ、試験の1週間前くらいから試験勉強をするように心がけていました。

―どのような科目に興味がありましたか。
警察官志望なので、公務員に関係する科目や、刑法などの警察官に関わる科目に関心がありました。刑法の試験は論述式で私には難しく感じましたが、時間が区切られた論述式試験になれる意味で、警察官採用試験の小論文対策の意味でも役に立ったと思います。また、警察官実務講座にも積極的に参加しましたが、「警察官になるぞ!」というモチベーションを維持するのに役立ちました。

―警察官採用試験に向けてはどのような勉強をされましたか。
学部の公務員試験対策の講座などを受講するほか、過去問を何度も解くことを心がけました。私は第一回採用試験は残念な結果で終りましたが、その原因は準備不足にあったと思います。それで、第二回採用試験に向けては過去問をしっかり解こうと考えたのです。

―最後に、どんな警察官になりたいですか。
自分の周りにいる人たちを幸せにできる、そんな警察官になりたいと思います。

―ありがとうございました。

学部の公務員試験合格者報告会でも後輩たちに熱いメッセージを送ってくれた灰原君。きっと彼の周りにいる人たちを幸せにする、立派な警察官として活躍してくれることでしょう。今後の活躍を期待します。

自分の周りの人を幸せにする警察官になりたいと力強く語ってくれた灰原君

関学部長と「不退転」の前での記念撮影