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2011年7月6日(水)

第3回行政実務講座を実施しました!(岸和田市役所)

法学部/法政策学部では、7月1日(金)に岸和田市役所から3名の現役職員の方をお招きし、第3回行政実務講座(本年度2回目)を開催しました。この講座は、市役所職員などの地方公務員を目指す学生の学修の一助とするために開講されたもので、当日は約30名の学生が講座に参加しました。

講座はまず、民間企業での職務経験をお持ちの講師のお一方から、民間企業と公務員との職務の異同を、ご自身の体験を踏まえてお話いただきました。続いて、学生と比較的年齢の近い講師の方から、ご自身の就職活動の体験談や、就職前後での職務に対するイメージの違いを伺いました。学生のときに持つイメージと実際の職務とは大きく異なることを具体的にお話くださり、学生は現場で働く人の生の声を聞くことの大切さを再確認した様子でした。最後に、公務員の仕事や地方公務員に求められる能力等を3人目の講師の方からお話頂きました。どの講師のお話も、公務員の仕事を体験談などを交えた具体的なものであり、また公務員として必要とされる能力を知ることができ、学生にとっては今後の自分の成長に必要なものを講義から学び取ることができたのではないかと思います。

今回3回目を迎えた行政実務講座。講師の方々にはご多忙にもかかわらず予定時間を30分も超える熱のこもった講義をしていただくとともに、学生の質問に対しても丁寧に対応していただきました。講師の方々にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。

法学部/法政策学部では、今後もより一層充実した行政実務講座を開催する予定です。今後も多くの学生が講座を積極的に活用し、自らの学修の一助とすることを期待しています。

3名の講師の先生方を紹介する飛世学部長

東日本大震災のお話も踏まえながら行政のあり方についてお話しいただきました

実体験から公務員としての公平性を保つ難しさについてもお話しいただきました

今回は学生の要望もあって女性職員の方にも来て頂きました