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2011年2月10日(木)

法学部の12月MVS-大倉正寛君のインタビュー

法学部/法政策学部11月のMVSに法政策学部公共政策学科3年生の大倉正寛(奈良県高円高等学校出身)が選ばれました。表彰式の様子については、こちらをご覧ください。

大倉君は、これまで順調に単位を修得し、そのGPAも優秀であるとともに、宅地建物取引主任者(宅建)の資格試験に合格しました。これらが評価され今回のMVS選出となりました。大倉君に大学生活と宅建についてインタビューしました。

-法政策学部に入学した理由は何ですか。
法を学び、法に関する知識を備えていると、将来、社会生活を営む上で役に立つのではないかと考えたからです。

―法政策学部での勉学はどうですか。
高校時代よりも勉強をすることが楽しく感じています。特に日常生活と密接にかかわる民法の勉強が面白いです。やはり、自分の好きなことを勉強することがモチベーションを上げる意味で大切だと思います。

―ゼミも民法のゼミですよね。
はい。小川先生のゼミに所属しています。民法をより深く、厳しく指導していただくために先生のゼミを選びました。ゼミでは所有権留保についての判例研究をしました。

―ところで、GPAも優秀なものですね。普段はどのように勉強されているのですか。
当たり前のことを当たり前のようにやることを心がけています。授業にきちんと出席して、しっかりと理解する。試験の2~3週間前から計画を立てて試験勉強をするといった感じで。

―宅建の試験には向けてどのような勉強をされましたか。
3年次の春から本格的に試験勉強を始めました。2年生の終わりに合気道の部活をやめて、何かやらないと自分がだめになると思ったのがきっかけです。勉強については、とにかく毎日継続して勉強することを心がけました。

―最後に、これからの目標を聞かせてください。
就職活動が本格化してきているので、悔いの残らない就職活動をしたいと思います。宅建の資格を生かせる不動産関係を中心に幅広く就職活動をしたいと思います。

―ありがとうございました。是非、悔いの残らない就職活動をしてください。

勉学に対する真摯な姿勢が印象的な大倉君。大倉君の「当たり前のことを当たり前のようにやる」という姿勢が宅建合格という成果にもつながったのではないでしょうか。また、ゼミの担当教員の小川先生は「研究者が注目するような判決を見つけ出して報告するなど、センスがある」と賞賛。厳しさが報道される就職活動も、地道な努力とセンスで乗り切ってくれることと思います。今後の活躍が期待されます。

大倉君のお話からは彼の真摯さがにじみ出ていました

おなじみの「不退転」の額の前で、関学部長とゼミ担当小川先生との記念撮影