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2011年1月7日(金)

法学部の11月MVS-花岡優君のインタビュー

法学部/法政策学部11月のMVSに法政策学部ビジネス法学科4年生の花岡優くん(高知県中村高等学校出身)が選ばれました(表彰式の様子については、法学部ホームページのニュース欄をご覧ください)。

花岡君は、アメリカンフットボール部で活動を続ける中、学業もおろそかにせず、大変優秀なGPAで136単位を修得。まさに文武両道を実践していた花岡君は、大阪府警察の採用試験に合格しました。これらのすべてが評価され今回のMVS選出となりました。

今回は花岡君に、大学生活と警察官採用試験についてインタビューしました。

-大学入学当初から警察官志望だったのですか。
もともと警察官志望ではありませんでしたが、法律の勉強に対する憧れがあって法政策学部に入学しました。在学中は実務に根ざした金融法に興味があり、ゼミでは飯田先生(金融法ゼミ)や小川先生(民法ゼミ)にお世話になりました。ただ、おじが警察官であることから、警察官という職業に対する関心は入学時からありました。

-警察官の採用試験に向けてどのような勉強をされましたか。
1年生の時に末吉先生の特別クラスで小論文のトレーニングを受けました。そのほかは、直前期に警察官採用試験の問題集を解きました。キャリアセンターの方にも勉強の仕方など相談に乗ってもらいました。

-面接の際に気をつけたことなどありますか。
話をされる方の目を見て話すように心がけました。また、警察官に対する思いを伝えるよう努めました。初めての面接試験で、終わった時はダメかと思いましたが、なんとかうまく乗り切れました。

-クラブ活動をしながら、136単位も取得し、しかもGPAも優秀なものですが、勉学面で何か心がけていたことはありますか。
法学の学修の基礎になる教養科目は1・2年のうちに取ってしまい、3年次以降は専門科目に集中できるようにしようと考え、各学年でできるだけ多く単位を取るように心がけました。また、とにかく講義に真剣に集中し、毎日少しずつ勉強をして、試験前に慌てないようにしました。

-大学生活を振り返ってみてどうですか。
クラブやゼミ、アルバイトで、様々な地域出身の先輩や仲間に会えたことで、人間として成長できました。クラブの上下関係の中から学ぶことも私にとっては多かったと思います。その意味で充実した4年間だったと思いますが、もっと勉強したかったという思いもあります。

-どうもありがとうございました。これからの活躍を期待しています。

文武両道の模範ともいえるような花岡君。グラブ活動で培った集中力や継続力が学業、警察官採用試験でもいかんなく発揮されたのでしょう。インタビューの際、ゼミの担当教員だった飯田先生から、「国際的視野をもち、グローバルな犯罪に対処できる警察官になってください」との激励がありました。花岡君であれば、きっとこの激励に応える警察官となってくれると確信しています。今後の活躍が期待されます。

学生生活の充実ぶりについて語ってくれた花岡君

花岡君の今後に大きな期待を寄せる関静雄学部長(左)とゼミ担当の飯田勝人教授(右)

おなじみ「不退転」の前での記念撮影