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2010年11月24日(水)

「基礎演習 選抜クラス特別講座~何のために資格を取得するのか~」を開催しました

11月17日(水)に本学エクステンション講座の講師を務めていただいている山口智一先生(株式会社TMN教育総研所長)に、基礎演習の選抜クラス受講者29名に対して、資格を取得する意義についてお話しいただきました。

山口先生は、宅建(宅地建物取引主任者)の参考書や問題集の著書もあり、業界では「(山口先生の講義は)とてもわかりやすい」と評判の「売れっ子」講師。その豊富な実績としては、ハウスメーカーを中心に数多くの企業研修を受け持っておられ、ご担当の企業の中には、資格試験前に1泊2日、山口先生をお招きして1日17時間ぶっ続けで宅建やFPの資格取得研修を行っているところもあるそうです。

今回、本学部の学生に、山口先生から、「学生の間に、宅建、住宅ローンアドバイザー、FPなどを取得していると会社に入ってからの苦労がなく、また就職に有利である」とのアドバイスをいただきました。また、資格を取得することで、例えば「住宅を購入するにあたって、住宅ローンの仕組みを知らなかったり、法律知識に乏しかったりすると、1000万円の損をすることもありうる」とのコメントも。さらに、各種資格試験の出題傾向や試験対策についてお話しいただきました。受講生は、自分の将来の生活や家族を守るためにも、資格試験を通じて必要な知識を得ることがいかに重要かを知ることができたと思います。

法学部というと、法律の勉強は難しく、弁護士のような職業(就職先)にしかできないイメージを受験生に持たれがちですが、就職先は多岐にわたります。裁判員制度に象徴されるように、今や専門家のみならず、一市民も法律の知識を持たなくてはいけない時代になっています。帝塚山大学の法学部では、入門科目を多数用意することによって高校教育から法学学習への「橋渡し」をスムーズに行うとともに、宅建やファイナンシャルプランナーをはじめとする様々な資格の取得を教職員が一丸となって支援することで、学生が多様な職業(就職先)に就く可能性を広げているのです。

就職活動との関係においても資格の取得はおススメです!

山口先生の話はわかりやすいと学生にも評判でした