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2010年10月24日(日)

後期の警察官実務講座が始まります

法学部の名物講座として定着している「警察官実務講座」。後期も以下のようなラインナップで開講することが決定いたしました。
 第13回 和歌山県警察 11月4日  木曜5限
 第14回 滋賀県警察   11月11日 木曜5限
 第15回 大阪府警察   11月30日 火曜5限
 ※場所はいずれの回も6110教室です。

今年度前期には、警視庁(5月31日掲載法学部ニュース)、大阪府警(6月7日掲載法学部ニュース)、京都府警(6月28日掲載法学部ニュース)、奈良県警(7月8日掲載法学部ニュース)、兵庫県警(7月22日掲載法学部ニュース)から現役警察官をお招きし、警察官の現場をお話いただきました。以上に加え、後期の警察官実務講座の開催により、関西圏のすべての府県警から講師を派遣していただくことになります。

現職の警察官から聞く現場での話や警察官としての心構え等は、警察官を志望する在学生にとっては夢の実現に向けてモチベーションを上げる貴重な機会となるとともに、同じ警察官を志望する学生間の切磋琢磨を生み出すという効果を持ってるのではないでしょうか。

後期に実施される講座の中で、第15回の大阪府警察では、女子学生(女性警察官志望者)のための特別講座を実施予定です。在学生の中でも警察官を志望する女子学生の割合は年々増加の一途をたどっており、既に実施されたAO入試(前期)においても女性警察官を目指す受験生の姿が多数見られました。今回、学部としてこのような企画を設けたのも、難関であるといわれる女性警察官の採用試験への合格者を多数輩出しようと考慮してのことです。

また、法学部では在校生が志望する都府県の警察の講座だけではなく、様々な自治体の警察官の話を聞くように指導しています。民間企業への就職活動と同様、志望動機を具体的に自分の言葉で語ることができないと採用試験をパスすることは難しいからです。

以上のような法学部での警察官志望者への指導は、学部の教職員が一丸となり、チームとしての結束力があるからこそ実現できているものだと自負しています。法学部の定員が1学年160名ということもあって、合格者の「数」は決して多くありませんが、毎年2ケタの警察官採用試験の合格者をコンスタントに輩出し、結果として高い合格「率」を残していることは、「警察官なら帝塚山大学の法学部」と言われるように目指してやってきた「きめ細かな教育」の成果であるといえるでしょう。

前期(6月)に行われた大阪府警察による「警察官実務講座」の様子