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2010年6月28日(月)

法・法政策学部の月間MVS(4月分)が決まりました

多方面で活躍する学生をたたえる月間MVS(Most Valuable Student)制度が今年度から法・法政策学部に設置され、このたび記念すべき第1回の受賞学生が決まりました。その栄えある学生が、法政策学部4年次生の角町和昭(つのまちかずあき)さん(太成学院大学高等学校卒)。彼は、昨今の就職氷河期にありながら、すでに早々と東証第1部上場企業「株式会社学情」の内定を勝ち取りました。

「学情」と言えば就職情報事業・広告事業で有名な企業ですが、角町さんはインターンシップで同社の営業活動を経験し、厳しい中にも社会人としての仕事の手ごたえややりがいを感じたと言います。

最終的に「学情」に決まってほっとしている角町さんですが、もちろん他社の面接にも参加。当初は緊張で自分の言いたいことも口に出来なかったようですが、数をこなすうち、徐々に自分自身の良いところをうまく他人に伝える方法が身に付くようになり、就職活動がむしろ楽しくなったそうです。また、面接会場では他大学の学生たちとも親しくなり情報交換をすることも。

このように早く内定を取れた理由については、インターンシップの経験が大きいこともあるが、専門演習での研究発表の厳しさや部活動(バドミントン部)での幹部としての様々な交渉活動などが就活では大いに役立ったと語る角町さん。特に、部活動での先輩への信頼や後輩への責任感が自分を良い方向に変えていったそうです。

また、入学以来、部活動のほかにも、特別クラスやインターンシップ、そして寺島実郎先生の特別講座などにも積極的に参加し、少しずつ自分を磨いていったと話してくれました。すでに卒業単位はすべて修得しているので、これから卒業までの期間は、大学生の今しか出来ないこと・社会に出てから役に立つことを念頭に、民法を勉強し直そうと考えているようです。

受賞された角町さん(中央)。関学部長(右)とゼミ担当の中川研究科長(左)と学部長室にて

関学部長、中川研究科長と食事をしながら談笑する角町さん。<br /> 受け答えからは就職活動で鍛えられた自信が伺えました。