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2010年12月10日(金)

第9回ビジネス実務講座を開催しました(講師:株式会社エヌゲージ代表取締役 佐々木道正氏)

株式会社エヌゲージ代表取締役の佐々木正道氏を講師として、今年度最後のビジネス実務講座を12月1日に実施しました。今回は、選抜された少人数の学生を対象に、集団面接とグループディスカッションを行いました。

集団面接は、2組に分かれ、模擬面接官となった講師の佐々木氏が学生に質問をする、本番の面接に則った方式で行われました。中には初めて面接を体験する学生もいて、本番さながらの面接による張り詰めた空気の中、非常に緊張した様子でした。終了後には、お互いを評価する(ピア・レビュー方式)、参加者は面接に際しての自分の長所や短所に気付くことができました。

次に実施したグループディスカッションでは、一つのテーマをもとに、議長や書記、そしてタイムキーパーなどの役割を分担し、ディスカッションを行いました。これについても講師から終了後に厳しいコメントが各参加者に寄せられました。

今回の講座に参加した学生からは、「いろいろな経験を積んで自分を成長させないといけないと思った」「今日は知っている相手だったにもかかわらず、あまりしゃべることができなかった。本番ではもっと大変だと思う」などの感想が聞かれ、これから本格化する就職活動を前にしての意気込みが感じられました。

今回をもって今年度のビジネス実務講座は終了ですが、来年度はさらにパワーアップさせたビジネス実務講座を開催する予定です。

就職活動を行う学生を取り巻く環境は厳しい限りですが、法学部ではそのような難局を乗り切るためのキャリア教育についても学部独自で取り組んでいます。今日の講座での学生への厳しいコメントは、講師の佐々木氏からの「期待の裏返し」でもあり、学生にとっては非常に充実した一日となりました。

集団面接の様子。練習とはいえ本番さながらの迫力があり、面接が初めてという学生からは緊張感が伝わってきました。

一部上場企業の人事部で実際に面接官をされた経験豊富な佐々木氏による模擬面接は、学生にとって有意義なものであったに違いありません。

グループディスカッションを前に注意事項を説明する佐々木氏。学生にとっては「未知との遭遇」です。

グループディスカッションの様子。MVSで表彰された面々の姿も。