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2010年10月27日(水)

法学部の8月MVS  橋尾健太君のインタビュー

法学部/法政策学部の8月のMVSには、すでに本HPニュース(法学部のMVS-濱口真一郎君(7月→濱口君のインタビューはこちら)と橋尾健太君(8月)の表彰式でお伝えしたとおり、法政策学部公共政策学科4年の橋尾健太君(和歌山県粉河高等学校出身)が選ばれました。

橋尾君は、本年度の大阪府警察の採用試験に合格するとともに、成績優秀者として帝塚山学園の特別奨学金を受給しています。また、警察官実務講座においても、他の学生の模範となるようなすばらしい質疑を行いました。これらの点が評価され今回のMVSの受賞となった橋尾君に、警察官採用試験合格のコツなどをインタビューしました。

―警察官採用試験合格、おめでとうございます。法政策学部に入学されたのは、警察官をめざしてのことですか?
はい。以前から少年の更生について関心があり、将来は警察官になりたいと考えていました。それで、大学では法学部で勉強したいと考えていました。

―採用試験合格に向けてどのような勉強をされていたのですか?
大学の授業や、課外講座を活用して勉強をしてきました。1年生の時には岡本先生の刑事法入門を、2年生で数的判断などの対策をする公務員演習を受講しました。3年生では、キャリアセンターのエクステンションの公務員講座を受講するとともに、2年次に受講した公務員演習を、先生にお願いしてもう一度聴講というかたちで授業を受けさせていただきました。一度単位は取得している科目なのですが、公務員試験の勉強は「繰り返し」が大切なので、単位にかかわらず授業に参加しました。また、3年次の羽渕先生の公務員演習では、小論文や面接の指導をしていただきました。

―学部で行われている「警察官実務講座」などは受講されましたか?
もちろん「警察官実務講座」や、学部で実施された「公務員試験の為の面接対策講座」も受講しました。特に「警察官実務講座」は、自分の志望する府県だけではなく、他の府県のお話を聞くことができたのがよかったです。厳しい採用面接を乗り切れたのもそのおかげだと思っています。

―警察官採用試験を合格する秘訣は何だと思いますか?
まずは筆記試験対策をしっかりとするべきです。その際に大事なのは、同じ問題集を何度も繰り返し解くことです。そして、やはり「継続は力なり」なのだと思います。毎日少しずつでもコツコツ勉強を積み重ねることが大切だと思います。面接対策は、志望動機や自己アピールを具体的に自分なりの言葉で言えるようにすることが重要です。そのためにも「警察官実務講座」を最大限に活用するといいと思います。

―ところで、橋尾君は警察官一本で、他に就職活動などはしなかったのですか?
はい。警察官一本でした。しかし、今から考えると就職活動もしておくべきでした。なんといっても、就職活動の中で、面接の場数を踏むことができます。後輩の皆さんには、本番の独特の雰囲気に負けないためにも、警察官採用試験の勉強と並行して、就職活動をすることをお勧めします。

―どうもありがとうございました。

大阪府警の採用試験を見事合格し、卒業後は警察官として活躍が期待される橋尾君。橋尾君の話からは、目的意識を持ってしっかりと準備をすることが警察官になるための第一歩であることが伺えます。また、今回は合格の秘訣など、後輩にとって有益な情報を提供していただきました。後輩の皆さん!先輩の貴重な体験談を活用して、警察官となる夢を実現しましょう!

橋尾君は先日行われた面接対策講座にも顔を出し、有益なアドバイスをしてくれました

関静雄学部長と岡本美紀先生に囲まれて