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2010年7月12日(月)

法学部の5月MVS-村山翔君のインタビュー

今年度から創設された法学部/法政策学部の月間MVS(Most Valuable Student)。今回はレスリング部で活躍し、5月MVSに選ばれた村山翔君(法政策学部3年生・長尾谷高校出身)に、レスリングと将来の夢についてお話を伺いました。

村山君がレスリングを始めたのは高校時代。もともとは柔道部に所属していた彼はふとしたきっかけでレスリングをすることに。次第にレスリングの魅力の虜となり、良き師にも恵まれ、高校在学中にすでに近畿大会で3位、全国大会ではベスト16となるなど輝かしい戦績を残しました。大学でもレスリングを続けたいと考えていた村山君は、数あるレスリング有力校の中から、本学レスリング部の石山監督に憧れ入学。石山監督の的確な指導の下でハードな練習をこなし、さらに実力をあげた村山君は、平成22年5月22日(土)~23日(日)、大阪・金岡公園体育館において行われた西日本学生春季リーグ戦で、本学レスリング部の2部リーグ準優勝に貢献し、優秀選手にも選ばれました。

村山君の将来の夢は警察官になること。大学ではレスリングだけではなく、夢を実現するための勉強もしたいと考えていた村山君は、学部の選択でも迷うことなく警察官合格に定評のある法政策学部を選択。ゼミも将来を意識して、「警察官志望者にはぴったりのゼミ」である岡本先生の刑事法ゼミに入った。ゼミでは後期からの個人発表に向けて勉強中とのことです。

レスリング部のハードな練習をこなしながらも、村山君は夢の実現のための準備を怠りません。警察官を志望する学生のために、本学部は数的判断や小論文に関する特別講義を用意していますが、村山君はこれらを受講するとともに、課外のエクステンションプログラムの警察官講座、さらには本学部の名物講座である警察実務講座も受講。自らが志望する京都府警の講座では立派な質問で下級生によい刺激を与えてくれた村山君ですが、「あがり症なので僕も最初は質問なんてできませんでした。これも警察実務講座のおかげです。」と自らの成長を語ってくれました。

「これまでよい指導者に恵まれて幸せだ」と語る村山君。これからの抱負として、「レスリングではインカレや西日本の大会での上位入賞を目指すとともに、学業もゼミ報告などをがんばって、警察官という夢を実現できるように努力したい。」と語ってくれました。学部の教職員一同、これからの村山君の文武両道にわたる活躍に期待したいと思います。

学部長室に掲げてある「不退転」を背に関学部長(右)とゼミの指導教員岡本先生(左)と記念写真

夢は次の大会の優勝と警察官になることと語る村山くん