News

2010年12月16日(木)

第1回行政実務講座を実施しました!(岸和田市役所)

法学部/法政策学部では、11月25日(木)に岸和田市役所から2名の現役職員をお招きし、第1回行政実務講座を開催しました。

この講座は、本学部の名物講座ともいえる「警察官実務講座」(本年度後期講座については、10月24日掲載記事を参照)、学生のキャリア形成のための「ビジネス実務講座」(本年度講座については、7月19日掲載記事を参照)に加えて、新たに市役所職員などの地方公務員を目指す学生の学修の一助とするために今年度初めて開講されたものです。

当日は、市役所の業務の一端を講師ご自身のご経験を踏まえてお話いただくとともに、求められる地方公務員像についてご説明いただきました。民間企業での職務経験をお持ちの講師のお一方からは、効率性だけでは計りきれない市役所の業務の公益性について言及があり、学生は市役所業務の果たす役割の重要性をより一層認識した様子でした。

また昨今の地方公務員には、地域の課題を発見し、問題解決の方策を提案できる能力が求められていることもお話いただきました。法学部/法政策学部は従来の法学系の学部と比べて充実した政策系科目を用意するとともに、学生の課題発見能力、提案能力を養うために多くの演習科目を用意しています。普段、講義や演習で学んでいることがまさに地方公務員への道にもつながるのだ、ということを再確認した学生も多いのではないでしょうか。

初めての試みであった今回の行政実務講座には、40名を越える学生が参加し、講師の方々にはご多忙にもかかわらず予定時間を30分も超える熱のこもった講義をしていただきました。学生の質問に対しても丁寧にご対応いただき、その場で回答できない質問に対しては、後日お電話で対応してくださるとのことでした。このような岸和田市役所のご厚意に対し、この場を借りて心より感謝申し上げます。

法学部/法政策学部では、今後も、地方公務員を目指す学生の学修の一助となるよう、より一層充実した行政実務講座を開催し、「警察官実務講座」、「ビジネス実務講座」と並ぶ学部の名物講座に育て上げていく所存です。今後も多くの学生がこれらの講座を積極的に活用することを期待しています。

行政実務講座開講にあたり学生を激励する関学部長。

地方公務員を目指す学生の熱気で教室は満ちていました。

予定時間を大幅に超えて熱い講義を展開してくださった講師の方。どうもありがとうございました。