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2010年11月16日(火)

第13回警察官実務講座を開催しました。(和歌山県警)

11月4日(木)に、和歌山県警より3名の現役警察官の方をお招きして、第13回警察官実務講座(今年度6回目)を開催しました(今年度後期の講座のラインナップについては、法学部ニュース10月24日掲載記事lをご覧ください)。

講義ではまず、警察官の職務、警察組織についてお話いただきました。和歌山県の犯罪実態や犯罪減少などに向けた和歌山県警の取り組みを織り交ぜたお話は非常に具体的で、和歌山県警の特色を十分に知ることができました。加えて、警察官の職務とその魅力をより一層リアルに知ることもでき、警察官を目指す学生にとっては有益なものでした。

また、警察学校での教育内容、学生生活等も詳細にお話いただきました。とりわけ今回お招きした講師のお一人が警察学校の教官のご経験をお持ちであったため、警察学校での生活を詳細に伺うことができました。「警察官の世界は実力の世界であり、そのために警察学校でしっかりと勉強する必要がある」というお話からは、警察学校での教育の厳しさをうかがい知ることができますが、同時にやる気と努力が自分に返ってくるという警察官の仕事の魅力も再確認することができたのではないでしょうか。

警察官を目指す学生にとっての大きな関心の一つは、採用試験のポイントでしょう。今回の講義では、講師のご経験をもとに特に面接試験のポイントについてもお話いただきました。学生にとってはこれからの自分の成長に必要不可欠な貴重な情報を得ることができました。

今回の警察実務講座は、予定の時間を30分近く越える熱の入ったものでした。また、講義後の学生からの質問にも、講師の方々には時間をかけて丁寧に回答していただきました。講師の方々には厚く御礼申し上げます。

実力の世界である警察官をめざす学生の、より一層のやる気と努力を期待したいと思います。

講師の話に聞き入る学生たち