2026年7月26日(日)
【日本文化学科】「地域文化実習B」で梅乃宿酒造・吉田佳代社長とディスカッションしました
7月9日(木)、日本文化学科専門科目「地域文化実習B」(担当:河口充勇教授、3年次配当科目)では、地元奈良の酒文化・酒造業に関する学びの一環として、梅乃宿酒造の吉田佳代社長(本学卒業生)とディスカッション(リモート)を行ないました。
梅乃宿酒造は、1893(明治26)年に創業した、葛城市に本社を置く酒造メーカーです。伝統的な日本酒造りを継承しつつ、2000年代以降、日本酒仕込みのリキュールという新境地で「あらごしシリーズ」など革新的なヒット商品を世に送り出し、今年4月には東京証券取引所スタンダード市場への上場を果たしました。
これまでの授業を通して学生たちが疑問に感じたこと、もっと知りたいことを事前にブレインストーミングしたうえで、吉田社長とのディスカッションにのぞみました。
学生たちの感想をいくつか紹介します。
「今回のディスカッションを通して梅乃宿さんへの理解が深まったことで、今後は新しい視点から梅乃宿さんのお酒を楽しむことができると思います。酒造会社の社長とお話しできる機会はなかなか得られるものではありませんが、お酒をいただく際にはその会社のこと、地域の歴史や文化、地理的なことなど、そのお酒の背景を知った上でじっくりと味わいたいと思います。」
「吉田社長とのディスカッションを通して、テレビやインターネットでは知ることのできない、直接インタビューさせていただけたからこそ知れたことが多く、ネットだけに頼ってはいられないなと思った。特に印象に残ったのは、現在の課題だけでなく、これから起こる可能性のある問題まで見据えて商品づくりを行うことが、企業が長く続いていくためには大切だという考え方である。また、誰にでも好まれるものを目指すのではなく、他にはない個性や強みをもつことで相手の印象に残り、生き残ることができるという『マイノリティ万歳』という言葉が強く心に残った。」
「今回のディスカッションでは、梅乃宿酒造さんの、ここでしか聞けないお話をたくさん聞くことができ、とても面白かった。『あらごしシリーズ』のなかでも特によく売れている『あらごしみかん』が、社内の女性陣の『こうしたらもっと美味しいかも!』という軽いノリから考案されたというお話を聞き、社内の雰囲気が思い浮かび、ほっこりした。また、そのような意見を気軽に出し合える環境があるからこそ、柔軟なアイデアが生まれ、社員同士の協力にもつながるのだと感じた。僕自身、今年度からサークルの部長を務めており、組織内の人間関係の構築や幹部との情報共有、他大学との協力イベントなど、多くのことをしなくてはいけない立場にある。そのなかで、部員が気軽に話せる雰囲気をつくりながらも、組織としての形を保つことの大切さを改めて考えさせられ、とても参考になる話を聞かせていただいた。」
吉田社長、後輩たちへのお心遣い、ありがとうございました!
