2025年3月7日(金)
【日本文化学科】創作文芸・出版プログラムの学生が文芸の冊子を制作しました
日本文化学科では「創作文芸・出版プログラム」の一環として、特殊講義「創作文芸・出版A」を開講しています。作家の澤田瞳子先生、仁木英之先生、編集者の小原さやか先生をゲストスピーカーとしてお迎えし、直接指導を受ける貴重な機会を通して創作文芸や出版業界について理解を深めながら、冊子の制作に取り組んできました。どのような冊子にするかという企画から始まり、作品の執筆、編集、デザインなどの作業を分担して進め、『興人』と『懐宙望遠鏡』の2冊を完成させました。
学生たちの振り返りから一部を紹介します。
「初めての編集担当で、スケジュール管理から作者さんへの添削や催促、誰が提出済で誰が今作業中なのか、と、考えていた以上に自分自身も様々なことを把握しておかなければならないのだなと大変さを痛感しました。少しだけ編集というお仕事がどのようなことをするのか理解できた気がしました。メンバーとは作業しつつ雑談しつつ、和やかな雰囲気で最後までできたと思います。この冊子作りを行うことで、メンバーと自然と仲良くなり、授業外でも話せるような関係を作ることができるのがこのグループワークの良さだと考えています。」
「今回の冊子制作において、私は執筆を担当しました。普段から趣味で小説を執筆・投稿していましたが誰かと協力して行うことが今まで一度もなかったので、他の方に読んでいただき確認・提案・修正を行ってもらったことが、新鮮で楽しかった部分でもあり難しかったことでもありました。感想をもらう際に自分では気付かない点や読者だからこそ感じる違和感を教えてもらったことは非常に良かった点だと感じています。編集さんが行う作業がどれぐらい大変で、作品をより良く見せるために考えてくれているかということがとても強く印象に残りました。」