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2025年12月3日(水)

【日本文化学科】「文学部の学びと将来設計」企業講演:奈良信用金庫

文学部が独自に開講するキャリア支援科目「文学部の学びと将来設計」(2年次配当科目、後期火曜2限開講)は、文学部での学びが実社会でどのように活かされているかを知るとともに、実社会に出るにあたって、どのような学びが必要で、実社会がどのような知識・技能を求めているかを知ることを目的としています。 11/4(火)より6回にわたり、毎回異なる企業の人事担当者をゲストにお招きし、それぞれの業界ならびに企業について深く学びます。

12/2(火)の授業では、奈良信用金庫の人事担当者をお招きし、同金庫の事業内容・働き方・地域との関わり・採用活動等についてお話を伺いました。また、今回は、若手職員3名(うち2名が他大学文学部出身、1名が本学文学部出身)にもご登壇いただき、文学部での学びがどのように現在のお仕事に生かされているかという点について語っていただきました。

受講生の振り返りコメントを紹介します。

「信用金庫と銀行の違い、信用金庫の業務内容など、知らないことをたくさん学ばせていただきました。私は奈良という土地が好きなので、県民のために働かれている方々のお話を聞き、さらに魅力を感じました。とても地域密着である様子を見て取ることができ、素敵だなと思いました。大学の先輩から就活についてお話を聞くことができ、さらに就活への不安な気持ちを消すことができました。あまり気構えをしすぎずに、早めに行動したいと思います。」

「コミュニケーション能力というのは、話が上手というイメージでしたが、社会で求められるコミュニケーション能力は、自分がもっているイメージと違い、『報・連・相』や相手の話を聞くことが重要であるということに今回気づくことができてよかったです。」

「自分には接点がないと思っていた業種でしたが、イメージが変わり、身近に感じることができました。特に印象に残ったのは、ただ資格を取るだけでなく、何を頑張ったのか、それをどう活かせるのかが大事だというお話。まだ自分は資格を取ったことがないことに不安を感じていましたが、自分が誇れるものを学生の間にやっていこうと思いました。」

「今日の授業では文学部の卒業生がいらっしゃったので、文学部の学びと将来設計のつながりについて身近に感じることができました。奈良信用金庫、金融業界という文学部とは接点がないと思っていた企業・業界でも文学部の学びが活きるということから、文学部は多くの業界で活かせるスキルを学ぶことができる学部であり、また、積極的に学ぶことの大切さを改めて感じました。」