2025年11月10日(月)
【日本文化学科】韓国慶州の世界遺産に関する講演会を実施しました
11/7(金)、1年生向け科目「奈良学B」の時間に、李裕林さん(ソウル大学大学院国史学科博士後期課程)をゲストにお招きして講演会を実施しました(「奈良学B」受講生以外にも開放)。ご講演のタイトルは「一緒に慶州を歩きましょう」。ご専門である古代史の視点から、ご自身の故郷である韓国の古都、慶州のさまざまな世界遺産(王宮、寺院、王陵等)について、初学者にもわかりやすく、丁寧に解説いただきました。
学生のコメントをいくつか紹介します。
「今まで考えたこともなかった韓国の遺跡について学ぶことができて、とても楽しかったです。日本と似ているところもあるなと感じて聞いていましたが、よく考えたら日本が真似しているのだと気づき、韓国の長い歴史は日本の手本の一部であり、とてもすごいものなのだと感じました。また、スライドにあげていただいた写真を見て、とてもきれいな景色が多いなと思い、慶州に行ってみたくなりました。」
「飛鳥の近くに住んでいるので、遺跡が多い慶州に親近感が湧いた。いくつか全く読めない漢字、日本とは違う形の漢字が出てきて興味深かった。円形の古墳がいくつか出てきたが、日本と同様に時代によって他の形も出てきたりするのだろうか?」
「韓国慶州という新羅の都について初めて学ぶ機会を得ました。奈良とシルクロードでつながっていたこともあり、類似点が興味深かったです。個人的には石窟庵に一度訪れてみたいです。日本にはあまり見られない形式の寺院で、独自性を感じました。石仏や磨崖仏 などに細かく注目すると、日本とは異なる大陸らしさを感じました。いつか訪れる機会をつくりたいと思います。」
