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2025年6月12日(木)

【日本文化学科・1年生】リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第9回は岡島永昌准教授(近世史)が担当しました

日本文化学科では、歴史学(古代史、中世史、近世史)、考古学、美術史、民俗学、古典文学、近現代文学、演劇、日本語学、社会学など多彩な学問分野を学べるのが魅力です。それぞれの分野について知りながら、分野を横断して多角的な視点で学ぶ楽しさを経験することを目的として、1年生向けにリレー講義「日本文化への多角的アプローチ」を開講しています。今年度の共通テーマは「大和郡山をめぐる奈良学」です。

第9回(6/12)は、岡島永昌准教授が近世史の観点から、郡山城と城下町の成り立ちの歴史についてアプローチしました。豊臣秀長や柳沢吉里など、当時の政権を支える立場の大名が郡山に入っていたという事実から、いかに郡山が重要な場所であったかについて理解を進めました。

学生たちは岡島先生が説明する城絵図の画像をQRコードを使ってそれぞれのスマホでも見ながら、郡山城や城下の様子をイメージしていました。さらに現代の郡山の町並みと比較し、城跡が高校や役所になっていたり、外堀が残っていたりすることを確認しました。

6月21日には1年生の学外実習の企画の一つとして、「歩いて学ぶ郡山城とその城下町」も実施予定です。