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2025年5月19日(月)
【日本文化学科・1年生】学外実習で興福寺薪御能を観覧しました
日本文化学科1年生の科目「学外実習」は土日や放課後を利用して、史跡や寺社、美術館などに出かけて本物に触れながら学ぶ体験型授業です。年間30回以上の企画から学生それぞれが選んで参加します。
5月16日(金)には興福寺の薪御能を観覧しました。歴史や文化を体感できる伝統行事に授業を終えてから出かけられるのも、奈良に立地する本学ならではの利点です。10名が参加しました。
興福寺の南大門跡で17時半に衆徒による「舞台あらため」があり、能「三輪」が始まりました。「火入れ」を経て、狂言「因幡堂」能「野守」が上演されました。学生たちはスマホとイヤホンで解説が聞けるサービスを利用しながら観覧しました。
薪猿楽が催され続けてきた南大門跡で木々をわたる風を感じながら薪の火に照らし出される舞台を見る経験は学生たちの五感に響いたようで、20時半に終了するまで熱心に見入っていました。