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2024年12月18日(水)

【日本文化学科】大学生訪韓団に参加した学生による活動報告

文学部日本文化学科3年生の有川茉那さんが、公益財団法人日韓文化交流基金が主催する大学生訪韓団の一員として今年9月に韓国を訪問しました。このプログラムには約270名の応募があり、厳しい選考の結果、28名が参加しました。プログラムのテーマは「日韓国交正常化60周年に向けて~未来を夢見る相互交流~」。様々な視察、イベント参加、韓国の大学生との交流などを通して、韓国の社会・文化・歴史について理解を深めました。

12/6(金)2限の「日本文化演習B」(2年次必修科目、全クラス合同)ならびに12/13(金)1限の「奈良学B」(1年次配当科目)におきまして、有川さんが登壇し、訪韓団の活動成果について報告しました。多くの後輩たちを前に臆することなく、韓国での貴重な学び、それを通して得られた様々な気づきについて理路整然と、かつ感情豊かに語ってくれました。

受講生の感想をいくつか紹介します。

「韓国と日本の相違点について、現地で知ったことや感じたことを伝えていただきました。家の間取りやトイレ事情、交通事情など、僕の知らないことばかりで驚きました。また、スピーチの最後に仰っていた『少しの勇気』が新たな知識や感性を芽生えさせる架橋になるのだと思いました」。

「私も韓国に興味をもっているため、おもしろそうだと思いました。日韓関係は日本で生活する者として考えていかなければならないと思うので、私も自分の目で見てみたいと思いました。印象に残った言葉は、『気になったことは現地まで自分の足で行って確かめる』というもので、これから私もこの言葉を心に置いて行動していきたいと思いました。勇気を出すのは怖いけど、こんなにもすばらしい経験ができるのであれば、私も勇気を出したいと思いました」。