2024年11月19日(火)
【日本文化学科】司書課程の学生が生駒市パープルリボンキャンペーンの展示に取り組みました
日本文化学科で司書課程を履修している学生が、生駒市男女共同参画プラザのパープルリボンキャンペーンの展示に取り組みました。11月12日~25日は女性に対する暴力をなくす運動期間です。生駒市コミュニティセンター1階のホワイエで、本学の法学部末吉ゼミが制作した「ジェンダーギャップを考えるカルタ」のパネルが展示され、あわせて文学部司書課程履修学生がテーマに関連する図書をポップとキャプションで紹介する展示を行いました。グループごとにテーマについて調べて選書し、内容を検討してポップと紹介文を作成しました。9作品についてのポップとキャプションを完成させ、全作品の情報を配布資料としてまとめました。
学生の振り返りから一部を紹介します。
「ポップをどのように描いたら目をとめてくれるか、取り上げる本にリスペクトを持って描けているかを主に意識して描きました。センシティブな事柄が多い分野だけど、それを知ることが大事な分野だと思うので、生活のなかでちょっとでも引っ掛かってもらえるようにしたいという気持ちで取り組みました。今回の取り組みでは、私自身が知ろうと思えるきっかけになったし、それをもっと色んな人に繋げていける企画に参加させて頂いて嬉しく思いました。」
「下絵を複数枚描き、グループの人と話し合い一番良いと思うものを選ぶことで納得のいくものにすることができた。私達のグループが選んだ本は物語としても非常に魅力的に感じたため、「社会問題に関する本」というだけで忌避されたくないと感じた。その為、肌の色の違う様々な手を強調させつつも水彩での色を添えることで柔らかな印象を受けるのではないかと思った。」
「POPを作る人、紹介文を作る人とそれを推敲する人に分かれて行いました。自分は紹介文制作を担当し、どんな文章にするかを最初の段階からPOPの人に伝えました。そうすることで紹介文とマッチしたPOPの下書きを行ってもらい、その1週間後に完成した紹介文と本を渡して本格的な制作をしてもらいました。全体が自分の仕事を把握し、早い段階から動き出せたことに手応えを感じます。」