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2024年11月6日(水)
【日本文化学科】中将姫像の「お身代わり像」を當麻寺護念院に贈呈しました
文学部日本文化学科では、60周年記念事業の一環として、當麻寺(葛城市)の文化財保存・活用をめぐる分野横断型の教育研究活動、「當麻寺プロジェクト」を実施しています。
その一環として、當麻寺護念院、大阪電気通信大学との連携により「聖衆来迎練供養会式」で用いられる中将姫像の「お身代わり像」を制作しました。 大阪電気通信大学の3Dスキャナで撮影・計測され、3Dプリンターで造形された中将姫像・金蓮台・宝冠が7月に本学に届けられ 、その後、本学科の学生が彩色を施し、このたび完成を見ることになりました。
11/4(月・祝)、當麻寺護念院にて「お身代わり像」の贈呈式が執り行われ、プロジェクトに参加した両大学の学生たちから護念院の葛本雅崇住職に「お身代わり像」が手渡されました。続いて、葛城市歴史博物館で開催中の第25回特別展「當麻寺練供養-会式を彩るものー」から戻った本物の中将姫像が登場し、「お身代わり像」と初めての対面を果たしました。
式には、練供養を支える菩薩講の方々も多数ご臨席され、「お身代わり像」の出来栄えにお喜びのご様子でした。
「お身代わり像」は、11月6日(水)~12月8日(日)の期間、上記特別展で本物の中将姫に代わって展示されます。その後は、寺外での展示やイベントのほか、練供養の所作の練習などで活用される予定です。
贈呈式の模様は多くのメディアで取り上げられました。以下にその一部のリンクを貼ります。合わせてご覧ください。