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2024年8月16日(金)

【日本文化学科】地酒専門酒販店(登酒店)で臨地講義を行ないました

8月8日(木)、日本文化学科専門科目「地域文化実習B」(3年次配当科目)では、地元奈良の酒文化・酒造業に関する学びの一環として、地酒専門酒販店の草分け的存在である登酒店(天理市)を訪れ、登和成社長とディスカッションを行ないました。

これまでの授業を通して学生たちが疑問に感じたことや、もっと知りたいと思ったことを事前にブレインストーミングした上で、登社長に対して質問を投げかけました。
ディスカッションの後、登社長のご案内のもと、奈良の地酒を中心に様々なタイプの日本酒を試飲させていただきました。

学生たちのコメントをいくつか紹介します。

「登酒店を訪れて、とてもおしゃれな店内だと感じた。また、登さんのお話を聞いた場所もアトリエや美術館のように綺麗なところだった。看板や建物の外装からは、とても酒店とは思えないので、若い人も足を運びやすいと感じた。登さんのお話を聞いていると、登さんのお酒に対する思いや、熱量、知識などが強く伝わってきた。」

「登さんのお話を聞いて、登さんが何かに挑戦して残る努力をしたからこそ今残っているという話を聞いて、時代の変化に合わせて自分から行動していかないといけないなと感じた。また、あの膨大な量の商品を管理するのは非常に大変そうだと感じた。今、自分のバイト先も棚卸しでものすごく忙しいので、登さん御自身が棚卸しするのか自分のバイト先のように業者に入ってもらって棚卸しするのか気になった。」

「登酒店で初めて日本酒を飲み、銘柄や寝かす年数の違いで、味わい、舌触りに違いがあり、面白いと感じた。他にも、飲む順番によって本来の味を感じにくくなることを教わったり、試飲を通して自分にとって飲みやすい味、飲みにくい味がわかったりと、日本酒についても、自分についても発見が多い体験で楽しかった。私の好みの味(甘め)から、少し冒険した味(辛め,後味がスッキリなど)へと、少し味の方向を変えつつ提案してもらったおかげで、初めて日本酒の味を体験する私が日本酒を苦手なものではなく、美味しいものとして捉えることができたのだと感じた。」