2024年12月13日(金)
【日本文化学科】「文学部の学びと将来設計」企業講演:近鉄ファシリティーズ株式会社
文学部が独自に開講するキャリア支援科目「文学部の学びと将来設計」(2年次配当科目、後期木曜3限開講)は、文学部での学びが実社会でどのように活かされているかを知るとともに、実社会に出るにあたって、どのような学びが必要で、実社会がどのような知識・技能を求めているかを知ることを目的としています。 11/7(木)より6回にわたり、毎回異なる企業の人事担当者をゲストにお招きし、それぞれの業界ならびに企業について深く学びます。
12/12(木)の授業(企業講演最終回)では、近鉄ファシリティーズ株式会社の宇田譲さん、栗田汐里さん、原田夏さん(文学部卒業生)をお招きし、ビルメンテナンス業界の特性、同社の事業内容・採用活動・研修制度等について貴重なお話を伺いました。
受講生の振り返りコメントをいくつか紹介します。
「今回のお話を聞いて、ビルメンテナンス業界、設備管理のお仕事は、表に出てくることがあまり多くないけれど、なくてはならない仕事であることがわかった。我々が日々快適に生活している裏には、たくさんの人がそれを維持するために働いていることがわかった。また、社会になくてはならない存在だからこそ、安定して働けるというのは大きいなと思った。この不安定な時代に働くには、働きはじめてからの未来を見通すことも大切だなと思った。」
「ビルメンテナンス業界は専門性があり、知識がない自分にとって難しいイメージがあったのですが、先輩社員と支え合うなかで人材育成(資格制度も充実)がなされていたり、女性社員の活躍の場もある職種があったり、文系学部出身者が新卒の半分を占めていたり等、私自身も貢献できるお仕事だということを知れて、広い視野で業界研究をすることの大切さを知りました。また、コミュニケーションにおいても、チーム間の調和であったり、気持ちをこめて伝えることの重要性を知ることができ、コミュニケーションが得意でなくても、素直な気持ちで話すことを大切に、これから取り組んでいきたいと思いました。」