News
2024年9月22日(日)
【日本文化学科】「日本語教育実習」4年生が教壇実習に取り組みました
日本語教員の資格取得を目指して「日本語教育実習」を受講する4年生2名が、清風情報工科学院様のご協力のもと、同校日本語科にて9/2(月)から2週間の実習を受けました。
実習では、実際の授業を見学して考えたことや現職の先生方からいただいたご指導をふまえて、教壇実習に取り組みます。教壇実習とは、日本語学習者に対して実際に指導を行う活動のことを言います。実習生は1コマ45分の授業を一人で、実習期間中に2回行います。
2週目初日の9/9(月)には、実習生の両名が1回目の教壇実習に取り組みました。この日は初級クラスの授業を行いました。ホワイトボードにイラストを映し、学習者のみなさんには、数人ずつのグループに分かれてイラストに合う会話を考えてもらい、発表してもらいます。実習生はグループワークが円滑に進むように、声をかけたり、質問に答えたりして働きかけます。初めは緊張した面持ちの両名でしたが、学習者とコミュニケーションを取り、楽しそうに授業を行っていました。
実習生は、教壇実習のほか、課題添削や挨拶活動などにも取り組み、実際の日本語教員の仕事についての理解を深めました。2週間という短い期間でしたが、それぞれが現場で見るからこその多くの学びを得て、大変貴重な、そして、楽しい時間を過ごしたようです。もう実習に通えないことが寂しいという声も聞かれました。この経験を今後に生かしていくことを期待しています。
10月には実習についてふりかえる報告会を行います。下級生のみなさん、ぜひお越しください。
※掲載写真の一部に加工を施しています。