2024年7月20日(土)
【日本文化学科】学生たちが梅乃宿酒造・吉田社長とディスカッションしました
7月11日(木)、文学部専門科目「地域文化実習B」(3年次配当、担当:河口充勇教授)では、地元奈良の酒文化・酒造業に関する学びの一環として、梅乃宿酒造の吉田佳代社長(本学卒業生)をゲストに招き、リモートでディスカッションを行ないました。
これまでの授業を通して受講生たちが疑問に感じたこと、もっと知りたいと思ったことを事前にブレインストーミングしたうえで、吉田社長とのディスカッションにのぞみました。吉田社長は、すべての質問に対してユーモアを交えつつ丁寧にご回答いただきました。
受講生の感想をいくつか紹介します。
「会社内での取り組みや方針、吉田社長の心情等、インターネットで調べて出てくる情報よりも詳しく、そして質の高い内容を聞くことができて、とても面白かった。中でも特に印象に残ったのは、吉田社長が女性経営者(少数派)であることをプラスにとらえ、そして「自由」であると考えていたことだ。周りと違うことに億することなく、挑戦心をもって自分とも会社ともうまく付き合っていて、凄い人だと感じた。周りと違う商品というのは、新しい発想も関係していると思うが、吉田社長のようにチャレンジ精神をもった人の存在があってこそ生まれるものだのだろう、と強く思った。」
「吉田社長は明るい性格で、気さくな方だと思った。だからこそ、梅乃宿に入って吉田社長の下で働きたいと思ったり、何か共同事業をしたいと思ったりする人が多いのではないかと感じられた。他と違った差別化できることを見つけたり、女性経営者というマイノリティを逆に活かしたりすることは、吉田社長が前向きで様々なことに興味をもたれているからこそできることなのだと感じた。私は人との会話がとても苦手なので、相手に興味をもつことや、相手が気持ち良く話すことができる体勢を作ることを実践してみたい。このディスカッションを通して、何事も自分ごとに捉えて、様々なことに興味をもって行動,・挑戦することが大切だと改めて感じた。」