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2024年6月20日(木)

【日本文化学科】酒蔵見学(上田酒造)を行ないました

5月11日(土)、日本文化学科専門科目「地域文化実習B」(3年次配当科目)では、地元奈良の酒文化・酒造業に関する学びの一環として、生駒市の酒蔵、上田酒造を訪問しました。

上田酒造は、1558年(永禄元年)の創業で、老舗企業が多い酒造業界にあっても群を抜いて長い歴史をもつ酒蔵です(全国では9番目の古さ、県内では最古)。地元では「嬉長」「生長」の銘柄で親しまれてきました。業界内外で注目を集める「菩提酛」復元プロジェクトのメンバーであり、近年の奈良酒造業の発展に大きく貢献されてきました。

当日は、蔵元のご案内のもと蔵見学と利き酒(約10種類)を体験させていただきました。

ある学生は振り返りレポートのなかでこう記しています。「授業のなかで、醸造方法の映像を見て、あまりにもややこしく、しかもこの方法が500年前に確立されていると聞いて驚いた。最初は理解しにくかったが、蔵に行ってみると、どうやって蒸したり、しぼったりしているのかを見ることができて、わかりやすかった」。

このように、学生たちは、「座学」で得た知識を、現場で確認しながら、酒造りへの理解を深めることができたようです。

上田酒造の皆様、「酒育」へのご協力、ありがとうございました!