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2024年5月20日(月)
【日本文化学科・1年生】学外実習で興福寺薪御能を観覧しました
日本文化学科1年生の科目「学外実習」は土日や放課後を利用して、史跡や寺社、美術館などに出かけて本物に触れながら学ぶ体験型授業です。年間約30回の企画から学生それぞれが選んで参加します。
5月17日(金)には興福寺の薪御能を観覧しました。文化や歴史を伝える伝統行事に授業が終了してから出かけられるのも、奈良に立地する本学ならではのメリットです。4限の授業を終えた学生12名が参加しました。
興福寺の南大門跡で17時半に衆徒による「舞台あらため」があり、能「歌占」が始まりました。「火入れ」を経て、狂言「延命袋」能「融」が上演されました。スマホとイヤホンで解説が聞けるサービスがありました。
薪猿楽が催され続けてきた「南大門跡」で暮れゆく空のもと、木々をわたる風を感じながら薪の火に照らし出される舞台を見る経験は学生たちの五感に響いたようです。20時半に終了するまで熱心に観覧していました。「舞台に引き込まれて見入ってしまった」「狂言が楽しくてあっという間だった」「薪が燃える匂いが伝わってきて薪猿楽の歴史を体感できた」といった声が聞かれました。