【日本文化学科】「アナウンサーに学ぶ自己演出法Ａ」

文学部では、専門分野の学びを基盤としたキャリア支援科目を設けています。2年生から履修できる「アナウンサーに学ぶ自己演出法Ａ」では、岡崎ゆう子先生がアナウンサーとしての経験を活かして、話し言葉について指導・実習を行い、コミュニケーション能力を高め、より良い自己表現、自己演出の力を養成しています。
7月12日（水）2限の第13回の授業では、発声練習の後、全体での朗読の練習を行いました。岡崎先生が「すごい上手」とか「うまい、うまい」とお声がけされていて、学生たちも安心した表情でのびのびと取り組んでいました。
さらに、山本純子の詩「新学科創設」について、グループに分かれて朗読しました。職員室の情景を描いた詩の内容について理解を深め、登場人物のパートごとに朗読箇所の分担を決めて練習しました。各グループで、距離感が表現できるような読み方や演出について相談して工夫し、発表に臨みました。
「腕組みをして椅子にそりかえり」を実際にやってみたり、「身を乗り出す青年教師」を動きで表したり、「採点はさっぱりはかどらない」様子を表現したりしながら、それぞれのグループが生き生きと朗読していました。
岡崎先生が「思いっきり楽しんで取り組んだことが力につながる」と指導されていました。