【日本文化学科】作家の浜口倫太郎先生の授業を実施しました

日本文化学科では「創作文芸・出版プログラム」の一環として、特殊講義「創作を学ぶ」を開講しています。
5月27日（土）3限4限には作家の浜口倫太郎先生による授業を実施しました。学生たちは先生の最新刊『転落』（2023年・幻冬舎）を読んで準備してきました。
浜口先生は、ご自身の経験を具体例として挙げながら、作家になるための戦略から、充実した人生を生きるための意識、小説の具体的な創作方法まで、惜しみなくお話しくださいました。この20歳前後の時期に自分が心から楽しめることがクリエイターへの第一歩を踏み出す力になることを示され、学生時代に意識して自分の「好き」を分析する方法もご指導くださいました。最後には学生からの質問を受け付け、授業時間を延長して一人ひとりに質問に丁寧に答えてくださいました。
学生からは次のような感想が聞かれました。
「今まで小説を勉強している中で疑問だったことが次々解けました。過去一番、創作意欲がわきました。組み合わせの法則、ストーリーのコツ、アニメを例にしながらの説明で、とてもストンと入ってきました。非常に勉強になり、楽しい授業でした。」
「物語の組み立て方などをきちんと学んだことはなかったので、すごく勉強になりました。面白い作品がどういうものなのか、また、どういった意図があるのかを知ることができました。書くことに対するモチベーションがなくなっていたのですが、また書きたいなと思うことができました。」