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2023年11月28日(火)

【日本文化学科】博物館実習Ⅰの学生が企画展に向けて「沢の鶴資料館」を見学しました。

学芸員資格の取得を目指す学生が受講する博物館実習Ⅰの講義では、これまで学んだことの集大成として企画展を設計します。企画展は帝塚山大学が所蔵する看板の資料に注目したもので、学生たちは現在、調査・研究を進めています。

 展示予定の資料には酒屋の看板があり、学生たちの調査の結果、神戸市灘区の沢の鶴酒造と菊千歳酒造の看板であることが分かりました。

 11月25日には実際に展示資料にある沢の鶴資料館に伺いました。学生たちは資料館の方の説明を熱心に聞き、最後には日本酒の試飲などもして五感で沢の鶴の歴史を学びました。現地を見学したことで資料だけでは分からなかったことも判明し、学生たちは良い展示となる予感から大きく盛り上がっていました。

「博物館実習生による企画展示」は1月11日(木)から開催予定です。学生たちの成果をぜひご覧ください。

 

酒蔵看板(沢の鶴)/帝塚山大学所蔵