【文学部】作家の仁木英之先生による特別授業を実施しました

特殊講義（創作文芸・出版A）で11月15日（金）に作家の仁木英之先生をお迎えし、特別授業をしていただきました。学生たちは先生の最新作『モノノ怪　執』の読書会をしたり、質問をお送りしたりして、準備をしてきました。仁木先生は前期の特殊講義（創作を学ぶ）でも4月と5月にご出講くださっていたので、前期に先生の授業を受講していた学生たちは半年ぶりにお目にかかれるのを心待ちにしていました。
仁木先生は本科目で次週にポプラ社の文芸編集者の方に特別授業をしていただく予定であることを考慮して、作家にとって編集者がどのような存在なのかということについて、丁寧にご説明くださいました。次に学生たちがお送りしていた質問に一つ一つ答えながら、創作について具体的に教えてくださいました。最後にキャラシートの書き方をご指導くださり、学生たちが生き生きと熱心に取り組んでいました。
楽しく充実した学びの時間を過ごすうちに、あっという間に授業時間が終わってしまい、学生たちも名残惜しそうで、授業の後も多くの学生が残って先生に質問させていただいていました。仁木先生は１人１人の学生に時間をかけてご懇切に対応してくださいました。
学生たちからは次のような声が聞かれました。
「先生の話を聞いて、今まで漠然と感じていた制作時の不安や自分への疑問も解消できた。これからはもう少し積極的に行動しようと思う」
「作家さんの口から編集さんに対して思っていることを聞ける機会はほとんど無いので、関係性も含めて新鮮でした。キャラシートも褒めてもらえて嬉しかったです」