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2022年7月6日(水)

「古文書実習」で本学の古文書の調査に取り組んでいます

日本文化学科ではさまざまな形で「本物に触れる学び」の機会を設けています。
「古文書実習」(3年次配当科目)では学生たちが本学所蔵の古文書の調査に取り組んでいます。「古文書実習」は「古文書・古典籍プログラム」の主要科目でもあり、歴史・文化財コースの学生を中心に、日本文化学科の他のコースの学生も履修しています。
7月1日(金)の第12回の授業では、本学所蔵の江戸時代の古文書について、グループで実際に調査を行いました。学生たちは「古文書実習」の資料やノート、昨年度後期に受講した「古文書基礎実習」(2年次配当科目)の資料なども参照したり、花田先生(中世史)に質問したりしながら、時間ぎりぎりまで熱心にくずし字の解読を進め、調書を作成していました。
「当時の生活の厳しさが見えてきた」という声も聞かれ、古文書を自分たちの力で解読することを通して歴史に触れた実感が伝わってきました。