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2022年7月29日(金)

リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第14回は依田准教授(日本語学)が担当しました

日本文化学科では歴史、文学、文化など多彩な専門分野を学べるのが魅力です。それぞれの専門分野について知る入門的な意味と、分野を横断して多角的な視点で学ぶ楽しさを経験することを目的として、リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」を開講しています。今年度の共通テーマは「うけつぐ/つたえる」です。
7月21日(木)は第14回目で、依田恵美准教授が日本語学の観点から講義を行いました。はじめに日本語学の研究について具体的に解説し、日本語を学ぶ外国の人がどのような点を難しいと感じるかなど、日本語教育についてもあわせて説明しました。
次に講義テーマの「方言」について、依田准教授の地元の甲州弁を例に挙げて導入し、方言が生まれるしくみを解き明かしていきました。
最後に方言の現在・未来の課題に言及し、方言を伝えるための取り組みの一つとして、方言ラジオ体操の動画が作られていることを紹介しました。
学生たちは方言に見られる問題点について理解を進め、課題を解決するために自分たちには何ができるか、考えを深めていました。