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2019年4月20日(土)

【日本文化学科】リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第2回(古代史)

 

歴史・文学など多分野を総合的に学習できる本学科の特色を活かした講義「日本文化への多角的アプローチ」は、第1回の後藤博子先生のガイダンスを承けて、4月18(木)に鷺森浩幸先生による第2回の講義が行われました。

今年度は「動物」が共通のテーマです。

鷺森先生(専門:古代史)は、『日本書紀』や『風土記』といった資料から「馬」「鹿」に関わる部分を取り上げ、説話的内容を持つ記述の中に書かれた事実、さらにそこからうかがわれる当時の馬や鹿と人々との関わりの実態をどのように読み解くかを、資料に即しながらお話しされました。最後に、受講生諸君が、『日本書紀』の記事から下敷きとなった歴史的事実を読み解く課題に挑戦しました。