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2018年6月5日(火)

【日本文化学科】飛鳥遺跡ガイド

遺跡をガイドする学生(明日香村島庄遺跡).JPG

日本文化学科考古学ゼミ(指導:清水昭博教授)では5月26日に毎年恒例の飛鳥遺跡ガイドを実施しました。この企画は地元の歴史サークル(両槻会)と共同で、一般の方々を対象に飛鳥の遺跡をガイドするものです。飛鳥遺跡ガイドで学生は企画の準備や当日の司会、遺跡の解説などを担当します。文化財の大切さを人々に伝えることは、文化財を学ぶ者の役目です。日本文化学科では日々の大学での学びだけでなく、文化財を普及する活動などフィールド型の授業にも積極的に取り組んでいます。

ガイドに取り組んだ学生からは、下記のような声が聞かれました。

「初めて大勢の方々の前で説明するということで、資料作成から本番の説明まで緊張の連続でした。下見の時では、作成した資料を基に説明したのですが、緊張のあまり資料を読むということに集中しすぎてしまい、聞いている人に対しての配慮や、現地を活用しながらの説明がうまくできていませんでした。本番の時も緊張していましたが、下見の時より比較的落ち着いて説明できたと思います。でも、説明が終わった後に、もっと現地を使ってわかりやすく説明できたかもと、反省すべき点がいくつも頭の中に思い浮かんでいました。今回の定例会に参加させて頂いて、資料作成や説明の仕方等多くの面で勉強になり、自分が一歩成長できたように思います。」

 

明日香村の古い街並みを歩く参加者

飛鳥遺跡ガイドに参加した学生(橿原市大窪寺跡