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2018年5月6日(日)

【日本文化学科】新入生オリエンテーション吉野合宿を行いました

新入生を迎えて、4月4日(水)5日(木)にオリエンテーション合宿を実施しました。新入生が学科になじみ、各自の時間割を完成させて、円滑に学生生活をスタートさせることを目的としています。

4日の10時に新入生全員と補助の上級生、教員が東生駒キャンパスに集合し、基礎演習Aのクラスを中心としたアイスブレイクを行いました。体を動かしながらゲーム形式で少しずつ顔見知りになっていく取り組みで、新入生の緊張感もほぐれたようです。昼食をはさんで、初めての学外実習として実施する吉野の金峯山寺見学に向けて、杉﨑准教授(美術史)による解説を行いました。その後、4台のバスに分乗して吉野へ出発し、金峯山寺を見学しました。蔵王堂の秘仏特別ご開帳を拝観することができ、新入生も圧倒されたようです。

竹林院に宿泊し、夕食は皆で吉野の葛鍋を囲み、いっそう和やかな雰囲気になりました。夜には合宿の主要な目的の一つ、時間割作成に取り組み、上級生や教員のアドバイスを受けながら、それぞれ時間割を完成させました。

5日は鷺森教授(古代史)、花田講師(中世史)による吉野の歴史や文化に関するレクチャーを実施した後、それぞれが自由に吉野での学外実習に取り組みました。教員の企画したツアーに参加し、如意輪寺まで足をのばしたグループもありました。

日本文化学科では、歴史と文化の地である吉野で毎年合宿を実施していますが、今年は桜が満開の時期に重なったこともあって、例年になくバスが混雑する状況でした。5日の昼食後、バスで帰途につくにあたっても待ち時間が長くなるなど混乱がありましたが、新入生が落ち着いて対応してくれていたのが印象的でした。