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2017年4月20日(木)

【日本文化学科】新入生オリエンテーション吉野合宿を実施しました

 

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新入生を迎えて、4月5,6日にオリエンテーション吉野合宿を実施しました。5日(水)朝、東生駒キャンパスに全員が集合してバスに乗り込み、予定よりも早く出発できました。

まずは「学外実習」初体験として、法隆寺を見学します。「学外実習」は日本文化学科1年生対象の本物体験型授業です。法隆寺iセンターのホールで簡単なゲームで緊張をほぐした後、杉﨑先生(美術史)、清水先生(考古学)から法隆寺の見どころについて説明を受けました。本物への期待が高まったところで、3つのグループに分かれ、教員の引率で法隆寺を丁寧に見学しました。

再びバスに乗って、吉野へ向かいます。宿泊する「竹林院」に着くと、ガイダンスと教員・上級生の紹介を行いました。先生や先輩の話に笑ったり、盛り上がったりしているうちに、1年生たちの表情がどんどん柔らかくなり、夕食の吉野名物の葛鍋を囲む頃には、すっかり和やかな雰囲気になりました。

夕食後は上級生や教員に相談しながら、各自が時間割作成に取り組みました。「資格を目指しているときにはどの授業から履修すればよいか」、「この先生の授業はどんな感じか」など、詳しいアドバイスを受け、それぞれオリジナルの時間割を完成させました。

一泊した翌6日(木)には「日本文化学科の一員になった!」という安心感がどの新入生の顔にも見られるようになりました。花田先生(中世史)や杉﨑先生から吉野についてのレクチャーを受けた後、みんなそろって金峯山寺で開帳中の秘仏蔵王権現を拝観し、約7メートルの権現像に圧倒されるという体験を共有しました。

合宿を通して日本文化学科の学生としての自信を芽生えさせた1年生たちは、キャンパスで元気に学生生活を始めていて、教員や上級生にも新鮮な活力が伝わってくるようです。

 

法隆寺を見学

葛鍋を囲む

上級生のあいさつ

時間割作成中