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2017年7月5日(水)

【日本文化学科】学外実習で文楽鑑賞教室に行きました

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6月18日(日)、日本文化学科の本物体験型授業「学外実習」で、文楽鑑賞教室に行きました。大阪の国立文楽劇場は近鉄「日本橋」駅からすぐで、本学からも30分ほどで行けます。

午前10時30分に開演しました。学生たちは前方の良席から舞台を鑑賞し、太夫の語り、三味線、人形の三つの要素が一体となって生み出される文楽の魅力を体感していました。

演目は「仮名手本忠臣蔵」で、塩谷判官が切腹する様子を丁寧に見せる演出に学生たちも引き込まれ、緊張感をもって観賞していました。「日本演劇概論A」(後藤博子准教授)の授業で事前学習を行い、さらにイヤホンガイドも利用したので、ポイントを深く理解しながら舞台を味わうことができたようです。「切腹の場面がリアルで圧倒された」「沈黙の中で主君の死を悲しむ心情が人形の細かな動きで表現されていた」「緊張感が痛いほど伝わってきた」といった感想を語り合っていました。