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2017年11月10日(金)

【日本文化学科】リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第4回(平安文学)

 

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「特殊講義(日本文化への多角的アプローチ)」は、多彩なジャンルにわたって日本文化を学習できるという本学科の特色を生かしたリレー講義で、今年度の共通テーマは「食文化」です。

10月19日(木)第4回では、清水婦久子教授(平安文学)が『源氏物語』で描かれる「平安時代の食文化」について絵画資料を使いながら講義しました。

雉(きじ)を献上する場面や、鮎を調理する場面などが描かれていることを知った学生たちは、第2回「古代史」で学んだ「古代の人びとは魚も肉も食べていた」という歴史が背景にあることを想起し、考えを深めていました。

最後に、学生たちは『源氏物語』の食に関するさまざまな場面から一つ選び、どのように描かれているかについて、考察しました。