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2015年7月11日(土)

【日本文化学科】奈良市・平城宮跡で「学外実習」を行いました

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日本文化学科では、6月20日(土)に奈良市・平城宮跡で「学外実習」の臨地講義を行いました。

日本文化学科の専門科目である「学外実習」は、帝塚山大学が世界遺産や国史跡に登録された寺社が多くある奈良に立地している利点を生かして、現地に出向いて実際の物や史跡を見て学ぶ授業です。主に1年生を対象にしています。

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平城宮内にある平城宮跡資料館入り口前に集合し、鷺森浩幸教授(古代史)の引率で、平城宮跡資料館、第一次大極殿、遺構展示館、朱雀門、東院庭園の順に見学しました。

まず、資料館で発掘調査・研究の成果をもとにした、土器や瓦、木簡、建物模型などの展示を見学して、基礎的な学習をもとに各施設を見学しました。第一次大極殿は天皇の即位や元日朝賀などの国家儀式が行われていた場所です。高御座なども復元されており、当時の様子をかいま見ることができました。

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また、南に広がる朝堂地区や朱雀門をみて、平城宮の中心部分の規模を実感することができました。その後、遺構展示館から東院庭園へまわり、復原された宮内の庭園の様子を見学しました。朱雀門は平城宮の正門で、前面には朱雀大路がとりつきます。

これでおおむね、宮内をひとめぐりしたことになります。途中では、ぬかるんだ所があり、靴が汚れるようなこともありましたが、無事に見学を終えました。時間内にスタンプを集め、スタンプラリーの賞品を手にすることもできました。