2014年8月26日(火)
【日本文化学科】司書課程の学生による展示「もしも司書の卵たちがオススメ本を選ぶなら」

日本文化学科には教職、司書、学芸員の資格課程があり、多くの学生が資格取得を目指しています。資格課程では実習など、それぞれの職業をシミュレーションする学習が中心になるため、社会で必要とされる実践力が身につきます。
日本文化学科では本や図書館への関心の高い学生が多く、約60名の学生が司書課程を履修しています。今回、その学生たちが、手作りのポップで本を紹介する展示に取り組みました。
学生が作成した40作品を超えるポップの中から、学生たち同士の投票によって8作を厳選し、帝塚山大学図書館2階の展示ケースにディスプレイしました。選ばれた8人は、それぞれのポップとともに、オススメ本の一番見せたいページを開いて展示しました。

また、展示のタイトルも学生が案を出し合って、投票で「もしも司書の卵たちがオススメ本を選ぶなら」に決めました。展示を告知するチラシも学生が絵を描き、作成したものです。図書館入口にポスターとして設置され、注目を集めています。
さらに、惜しくも選からもれてしまったポップの中から14作品を選び、図書館Cキューブの掲示板に貼り出しました。展示されたポップを見て、本を読みたくなった人のために、図書館で借りるための情報をまとめて、あわせて掲示しています。

学生たちは、「どうすれば本を読みたいと思ってもらえるか」、「どのようにしたら楽しい展示になるか」など、展示を見る側の立場に立って工夫を重ね、協力しながら展示を行いました。皆が「楽しかった」と充実感を見せていたのが、印象的でした。この展示は9月6日まで帝塚山大学奈良・東生駒キャンパス図書館2階で開催されています。
ポップと図書の展示①
ポップと図書の展示②
Cキューブでのポップ掲示
作ったチラシがポスターになりました