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2014年5月19日(月)

【日本文化学科】学外実習で奈良の日本文化の中心スポットを散策しました

 

奈良国立博物館特別展.JPG

5月10日(土)、学外実習で奈良公園を中心に散策しました。学外実習は、帝塚山大学の立地をいかした「本物体験型授業」で、一年生全員が履修しています。年間約30回ある企画の中から、学生は自分が行きたいと思うものを選んで参加します。ただし、今回の「奈良公園散策」は一年生が学生同士や教員との絆を深められるように、また、日本文化学科の学生として、奈良中心部の歴史や文化を知って今後の学習の基盤にできるように、という目的で全員参加を原則としています。

午前10時、興福寺五重塔を目印に集合しました。はじめに、全員で奈良国立博物館の特別展「鎌倉の仏像」を見学しました。杉﨑貴英准教授(美術史)が作成した「鑑賞のしおり」が配られ、学生たちはしおりを片手に熱心に見ていました。

午後からは、基礎演習のクラスごとに分かれて、担当教員が引率し、それぞれのコースを回りました。東大寺ミュージアムを見学してから、三月堂まで歩くコースや、春日大社を拝観してから興福寺に戻って、国宝館や北円堂を見学するコースなどがありました。

日本文化学科の教員から、それぞれ歴史や考古学、美術史、民俗学、文学、芸能史の専門的な解説を聞きながらの見学で、一つ一つじっくりと鑑賞していました。また、すばらしいお天気にも恵まれて、学生たちは奈良公園でお弁当を食べたり、南都八景の一つでもある「春日野の鹿」に鹿せんべいをあげたりといった、遠足気分も楽しめたようです。

 

 

 

杉﨑先生作成の「鑑賞のしおり」

春日大社を拝観