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2014年11月17日(月)

【日本文化学科】ビブリオバトル in 帝塚山(全国大学ビブリオバトル予選会)を開催しました


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本に関連する活動を通じて学内の読書促進や活性化をはかる取り組み「フミヨミ(書読み)プロジェクト」(日本文化学科)の一環として、11月7日(金)に帝塚山大学奈良・東生駒キャンパス図書館2階Cキューブで、「ビブリオバトル in 帝塚山」第2回を開催しました。

ビブリオバトルとは、おすすめの本について発表者が5分ずつプレゼンをし、2分ずつのディスカッションを行い、最後に参加者全員で「どの本が一番読みたくなったか」を投票で決めるという、書評ゲームです。

今回は全国大学ビブリオバトル予選会を兼ねています。日本文化学科の学生6名が発表者(バトラー)として出場し、地区決戦出場をかけて熱戦をくり広げました。40名を超える観戦者が集まり、Cキューブに立ち見が出るほどの盛況になりました。

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発表者は観戦者の反応も見ながら、持ち時間5分をしっかり使って、本の魅力や本に対する思いをプレゼンしました。それぞれに充実した発表で、しかも個性が表れていて、すばらしいビブリオバトルでした。ディスカッションタイムには観戦者との質疑によって理解が深まり、ときどき笑いも起こって、楽しい時間になりました。右の写真は、5番目のバトラー木下裕哉くんによる『恋都の狐さん』(北夏輝)の紹介です。

最後は参加者全員が1人一票で投票を行い、チャンプ本は、橋本佳奈さん(日本文化学科2年)の紹介した『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(ジョン・ル・カレ)に決定しました。

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表彰式が行われ、清水婦久子文学部長からブック型の優勝盾が贈られました。

橋本佳奈さんは11月30日(日)生駒市図書館で行われる地区決戦に進出し、「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~」への出場権をかけて戦います。

 

佐々木みなみさん(日本文化学科2年)は『ジョージ・ポットマンの平成史』を紹介

中村杏南さん(日本文化学科2年)は『ジョーカー・ゲーム』(柳広司)を紹介

福嶋萌子さん(日本文化学科2年)は『終わる世界のアルバム』(杉井光)を紹介

阿部ひかりさん(日本文化学科2年)は『君と会えたから…』(喜多川泰)を紹介